信頼関係を築く前に必要な関係性とは何か

今日は札幌駅にあるカフェからお送りします。
2月も残りわずか、特に日数も少ないので、あっという間に3月がやってきますね。
<今日のテーマ>
信頼関係を築く前に必要な関係性とは何か
コミュニケーションにとって重要な関係性というのがいくつかあります。
そのひとつが信頼関係です。
互いが互いのことを信頼する、信頼できる関係性があることで、本音を話せたり、相手のことを信じることができます。
特にリーダーたる者は、この信頼関係をベースにしたコミュニケーションを行わなければ、チームメンバーがバラバラになり、良いチーム作りができません。
さて、信頼関係を築くための行動や考え方は色々とあるのですが、信頼を得るために必要な「前提」というものが存在します。
意外とここが抜けてしまった結果、全然信頼を得られないというリーダーを何人も見てきました。
その前提とは何でしょうか?
それは「信用を得る」ことです。
信用を得るから信頼される、信頼できるということに繋がります。
具体的には、言動一致、誠実である、嘘をつかない、思いやりがある、理性的である、モラルを守るなどなど。
すごく簡単に言うと、「人としてやってはダメなことをしない」ということになります。
いわゆる「人間力」を高めることが信用を得る最短ルートなんです。
では、なぜ信用を得られなければ信頼を得られないのでしょうか。
例えば、言動不一致の人はある意味オオカミ少年のようです。
オオカミ少年の物語の結末はみなさんご存知だと思います。
例えば、誠実で無い人は、関わる相手によって態度を変えます。
目上の人にはゴマを擦り、目下の人には横柄な態度をする。
そんな人を信用することはできません。
例えば、モラルを守らない人は、道徳観や倫理観が低かったり欠如している人。
周りに迷惑をかけたり、悪影響を与えてしまいます。
こういった人は危険視されて信用され難くなります。
こういった人を信頼し、本心で話したり、心から信じていくことはできないということです。
良好なコミュニケーションには、信頼関係と相互理解がとても重要な要素です。
相手の人間性を信用できて、初めて相互理解をしようと思い、信頼関係を構築していく真のコミュニケーションが築けるということです。
ご自身のこと、周りの人のことを少し考えてみてください。
うまくコミュニケーションできないなという人がいるのであれば、もしかしたら相手に対して何かしら信用できないことがあるのではないでしょうか。
だとすれば、関係を改善するためには相手を信用する、相手に信用されるということから始めてみる必要があるかもしれませんね。
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